Ino_noosの自転車遍路の記録

還暦のオヤジが自転車で四国をお遍路しました。その記録を記します。

まとめ(5)=コスト、ホテル=

まとめ(4)から続く。

今回は、Ino_noosの自転車遍路の記録としては最終回。

コスト。

札所関係53,160円、ホテル代124,440円、交通費68,800円、食費78,620円、その他35,057円、合計360,077円。札所関係とは、納経料、賽銭、御朱印(白衣)、お守り代、入場料など。交通費は仙台―四国の往復新幹線の運賃も含む。その他は、お土産、湿布などの医薬品、自転車の保守部品、洗濯代など。

これを総日数27日で平均すると、13,337円/日。ただし、往復の新幹線の運賃、今治で買ったお土産代を除くと、つまり四国遍路の費用としては287,567円で、やはり27日で平均すると10,650円となり、ほぼ10,000円/日の計算となる。これってボクが若かりし頃バイクでツーリングしていた当時の費用とあまり変わらなかったりして。もちろん内訳は異なるだろうけど。

 

宿。高いホテル代ベスト3は、1位ホテルルートイン紀の川7,000円、2位岬観光ホテル6600円、民宿とうの浜6,500円。ただしルートインと岬観光ホテルは素泊まり、とうの浜は2食付。

安いホテルベスト3は、1位ホテルtabist高松3,100円、2位ゲストハウスさくら庵3,580円、3位民宿鈴3,700円。なおさくら庵は朝食もついてこの値段。ホテルtabist高松は台風6号の避難のために確保した宿で、もし台風が来なければたぶん利用しなかったであろう宿。

ホテル満足度ベスト3は、1位日和佐のゲストハウスさくら庵、2位志度のいしや旅館、3位は同着でサウスブリーズホテル高知海月と城山温泉。

ゲストハウスさくら庵

いしや旅館

城山温泉

特にさくら庵は古民家を改装した建物にも満足だが、これに加えて女性のご主人のホスピタリティが抜群で、たった一人で切り盛りしているにもかかわらず懇切丁寧にアテンドしてもらったし、営業時間外にも関わらずマッサージまでしてくれた。ここ毎晩泊まってもよい。無理な話だけど。

2位のいしや旅館は国の登録有形文化財で、純和風のしっとりした雰囲気が素晴らしかった。3位のサウスブリーズホテルは部屋に自転車を入れることを許可してくれた最初のホテルで、かつ大浴場もあり快適だった。同じく3位の城山温泉は温泉から瀬戸大橋を望める絶好のロケーションに加え、ホテルスタッフのフレンドリーな対応も嬉しかった。道中通してホテル代は平均4,785円、まあ悪くないほうだと思う。

泊まった宿の種類は、ホテル&旅館は19泊、民宿5泊、ゲストハウス1泊、カプセルホテル1泊。客同士の情報交換やコミュニケーションには民宿やゲストハウスが良いのだろうが、ボクはこれ苦手なのよね。従ってホテルを多く選んでしまった。しかし宿坊には1泊くらいしてみたかったなあ。

 

まとめのつもりが長くなってしまったが、これにてIno_noosのお遍路記録おしまい。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。最後の最後に、この記事が今からお遍路する人の参考となれば、これほどうれしいことはない。では、皆さまごきげんよう