Ino_noosの自転車遍路の記録

還暦のオヤジが自転車で四国をお遍路しました。その記録を記します。

準備編=その他の装備品と季節=

お遍路用品以外の装備品を記す。

まず衣類は、Tシャツ2枚、靴下3枚、サイクルジャージ1枚、ハーフのレーサーパンツ2枚、半ズボン1枚、グローブ2枚、サングラス、忘れちゃいけない老眼鏡、リカバリーウエア、雨具、SPDシューズ、サンダル。

 

続いて工具類、ワイヤーロック2本、六角棒レンチ、予備チューブ1本、予備のディスクパッド1式、予備のインナーワイヤーをブレーキ用とシフト用それぞれ1本づつ、ワイヤーカッター、パンク修理キット、養生テープ、アーミーナイフ、結束バンド数本、ラジペン、輪行セット、フロントライト1個、テールライト2個、チェーンオイル、ウエス2枚、荷台用のゴムひも。

 

カード類は、ゆうちょカード他キャッシュカード1枚、クレジットカード、運転免許証、健康保険証。

 

その他として、常備薬、疲労回復サプリ、耳栓、ウエストバッグ、最後に上記すべてをパッキングするバックパックはAERのDuffel Pack 2容量25L。

 

サイクルジャージは、六十八番神恵院で販売しているものだ。

背中に南無大師遍照金剛と書いてありお遍路であることをアピールできる。リカバリーウエアは疲労回復について藁にもすがる思いで準備したもので、道中は毎晩着用した。その効果かどうかはわからないが、まあなんとか毎日走れたと思う。雨具は安物のポンチョにしたのだが、これは持ち歩くのに幅を取って失敗だった。カネをかけてでもゴアテックスのコンパクトにパッキングできるタイプが良いと思う。サンダルは思いのほか重宝した。宿に投宿した後のお散歩とか、ちょっとした用途に便利。もちろん踵がグリップできる所謂スポーツサンダルであることは言うまでもない。道中特にトラブルもなかったので、工具類は特に使用せず、途中で送り返すことになった。しかし養生テープは重宝した。ゆうちょカードはスイカ付き。スイカは四国でも問題なく使える、交通系では最強だと思う。ウエストバッグは容量0.5Lの小型のもので、現金やカード類など貴重品用。

 

次にお遍路を決行する季節だが、自転車の場合冬以外なら何時でもOKだ。冬は十二番や六十番など積雪する場合があるので危険。気候的には5月中旬から10月中旬までの降水量が多めなので、雨が少ないベストシーズンは3月下旬から5月中旬と10月中旬から12月初旬の春秋だろう。春はお花が満開だし秋は紅葉が素晴らしい。ただし皆さん同じことを考えるので、この時期は混雑するようだ。特に団体バスツアーの御一行と重なってしまうと、御朱印をもらうのに1時間以上待たなければならないとの情報もあり、これは厳しい。当然宿も取りにくくなる。逆にお遍路が最も少ないのは真夏だそうだ。暑いからね。しかもデータを見ると8月は7月や9月に比べて雨が少ないことがわかる。梅雨明けから秋雨前線までのエアポケットなのだろう。真夏であれば衣類も少なくで済むし、多少雨にぬれても苦にならない。ということで今回は真夏のお遍路に決定。

以上で準備編は終了、次回から本編となる。