Ino_noosの自転車遍路の記録

還暦のオヤジが自転車で四国をお遍路しました。その記録を記します。

本編2023年8月1日(前編)=しまなみ海道=

しまなみ海道編。本日の走行距離82.7㎞。

今日はお遍路は中断してしまなみ海道を走ってみる。しまなみ海道今治から尾道まで約70㎞のコース。往復140㎞は1日で走って走れないことはないが、まだまだ先は長いので無理はせず県境で引き返すことにする。県境折り返しで80㎞くらいか。

5:30スタート。早朝誰もいないのを良いことにロビーで自転車を組み立てる。玄関は6時前はロックされているからだ。袋などを部屋に戻しに行っている間も、盗難の恐れはなく安心。もちろん重い荷物とかさばる菅笠はホテルに残置する。毎度のことだが荷物が無いと凄く身軽だ。この身軽さを実感しつつしまなみ海道を目指す。自転車の入口にたどり着けるかどうか不安だったが標識もあり問題なくアプローチできた。どうやら自転車と原付は別コースのようだ。

来島海峡大橋へのアプローチ。こんな素晴らしい景色は見たことがない。早くも興奮状態。近頃めったに興奮することがなくなったが、久しぶりに覚えるこの感覚、来てよかった~!

来島海峡大橋、全長4㎞。自転車で渡るのに10分ちょっとかかる。この10分、サイコーの10分だった。あまりの美しさに言葉もない。ここが地元のサイクリストが羨ましい。三陸海岸や松島などは見慣れている立場だが、瀬戸内海はそれらとは違った感動がある。しかもここ高速道路。島に住んでいる人たちの生活道路でもあるのだろう、歩道が整備されていて従って自転車も走れる。何度も言うがここはサイコーだ。本気で移住したくなった。

来島海峡大橋の中央付近。

津島。たぶんだけど。

場所は覚えていないが水面に映る朝日の中に漁船が浮かんでいる。手前の海は結構流れが速く、大きな川のようだ。

ドルフィンしまなみから伯方大島大橋

しまなみ造船。タンカーの修理中なのだろうか。巨大すぎてわけが分からない。

大三島橋。ここはつり橋ではなくアーチ橋。気仙沼大島大橋に似ている。

多々羅大橋をバックに。

サイクリストの聖地。

多々羅大橋の中央、県境。

正面に見えるのは伯方島か。

復路。能島と鯛崎島と思われる。鯛崎島には切妻屋根の建物が見える。神社かもしれない。

しまなみ海道は大大大満足のツーリングだった。ホテルに帰ってきたらまだ午前中だったので、一服してお遍路を再開しよう。しまなみ海道はもうちょっと先まで行ってもよかったかな。このへんの融通の利かなさはトシのせいか元々頭が固いのか。それにしても今日はしあわせだ。相変わらず暑いけど。

後編へ続く。